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赤ちゃんの肌荒れや乳児湿疹は保湿が肝心!

生まれて数週間を過ぎた頃、ツルツルだった赤ちゃんの皮膚に異変が起こり始めます。
眉毛の上・髪の毛の生え際・おでこ・ほっぺたなどに、赤い小さな湿疹やフケのようなカサカサしたものが出てきます。

 

これは「乳児湿疹」の中の「脂漏性湿疹」というタイプのものです。

 

生後4ヶ月ほどで落ち着いてくるのですが、個人差も大きいので長引く赤ちゃんも結構見受けられます。また皮膚が弱い赤ちゃんの場合、最初は脂漏性湿疹ができ、続いて乾燥性湿疹が起こってしまうケースも少なくありません。

 

特に、夏~秋に生まれた赤ちゃんは、ちょうど脂漏性湿疹が治まる頃に乾燥する冬を迎えるため、スキントラブルが継続してしまいがちです。
皮膚の状態をよく観察し、皮膚科医とも相談しながらスキンケアを変えていくと良いでしょう。

 

乳児湿疹のケアの基本は洗浄ともうひとつが「保湿」

痛々しい発疹が出来ていると、どうしてもその部分をそっとしておきたくなります。
しかし、皮膚を洗わなかったり、お湯だけでそっと洗っていると、皮脂がしっかり落ちずに炎症が悪化してしまいます。

 

ベビー用の石鹸をよく泡立て、手のひらで優しくこするように顔・体を洗ってあげましょう。
赤ちゃんを片手に抱いて固形石鹸を泡立てるのが難しい場合は、ポンプ式の泡石鹸がおすすめです。無香料、無着色、パラベン無添加、アルコール(エタノール)無添加、鉱物油無添加、石油系界面活性剤無添加、ノンシリコンのベビーソープがベスト。さらに弱酸性で低刺激のものを選べば間違いないでしょう。

 

特に注意が必要なのは、皮脂が多い赤ちゃんの場合は、ベビーソープよりも、無添加の固形の石鹸(石鹸素地100%または純石鹸分99%と表記されるもの)が良いと言われます。

 

保湿は赤ちゃんのことを第一に考える

赤ちゃん用の保湿剤は、ローションタイプ、クリームタイプ、オイルタイプなど、様々なタイプのものが市販されています。

 

美容にも効果のある、バーユ(馬油)が良かったという声もあります。どのタイプの保湿剤が合うかは、赤ちゃんの体質によって異なります。
数種類は試していき、最初は大瓶よりも小さなパッケージのものを購入して試すと様子をみながらが良いでしょう。

 

皮膚科で処方される保湿剤は、「プロペト」と呼ばれるものがほとんどです。

 

これは、ワセリンの不純物を取り除いたもので、皮膚に潤いを与えるというよりは、皮膚から水分を蒸発させない役割を持っています。
余計な成分が入っていないため、皮膚が荒れてしまうことがないのも特徴です。市販では、ワセリンがほぼ同じ役割を果たしてくれるお薬です。

 

 

 

赤ちゃんがいるお母さんが一番悩むのは、「皮膚科に行くべきかどうか」だと思います。
しっかり洗浄・保湿を行っても改善が見られないのであれば、なるべく早い段階で皮膚科に行った方が、結果的に治りが早くなります。

 

ステロイド剤を使うのが心配という声もよく耳にしますが、赤ちゃん用に弱いステロイド剤を処方してくれるので心配はいりません。
逆に皮膚の炎症を長引かせることで本格的なアトピーへ移行してしまったり、強いステロイド剤を使わなければいけない程炎症が悪化してしまうケースもあります。

 

受診する科は、小児科ではなく皮膚科を選びましょう。大きな病院で併設されているほうがアドバイスも受けやすいでしょう。

乳児湿疹は、赤ちゃん自身が痒がって掻き壊してしまったり、よく眠れなかったりと、母子共に辛いものです。
 
すぐに痒み・炎症を取り除いてあげたいならば、やはり皮膚科を受診し、指示の通りに保湿や薬を使ってあげるべきです。
皮膚が丈夫になってきたら、少しずつ市販のローションなどに移行していくと安心ですね!


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